iPad mini 5 でクリスタ(Clip Studio Pro)は iPad Pro 10.5 に迫れるか!?

こんにちは!イラスト、書いていますか?

この前、iPad mini 5 を購入したので、お試しでクリスタをインストールしてみました!

iPad Pro 10.5 でのクリスタ利用経験があり、また Cintiq pro 16 でもクリスタを使用しているので、その利用者としての比較レビューになります。

iPad mini 5 でクリスタは及第点!動きはスムーズ、ペンも視差なし!

クリスタを入れてさらっと動かしてみたのですが、やはりペン先の視差はほとんどありませんでした。素晴らしいですね。

ペーパーライクではないフィルムを貼っていたので書き心地の比較はできないのですが、絵を描くのには問題ない感じです。

特徴としては以下でした。

  • 本体が軽いので、片手で持って描ける
  • 意外に描写範囲が広い
  • タッチで画面の拡大縮小、回転がスムーズに行えるのでストレスがない
  • 若干ペンの追従が遅い気がする
  • 画面下部が熱くなる

各アイコンが小さいのですが、ペン先の位置ずれがないため、画面端でも押し間違えはありません。そのため、描写範囲がやや広めに確保できており、書きやすいです。

各アイコンが小さいのですが、ペン先の位置ずれがないため、画面端でも押し間違えはありません。そのため、描写範囲がやや広めに確保できており、書きやすいです。

熱は結構持ちますね。電子書籍などを読んでいる場合は、画面が熱くなることはなかったので、負荷がけっこう高いのだと思います。

また、ペンの追従ですが、比較的処理の軽い「ミリペン」(太さが一定で濃淡もない)で、「アンチエイリアス」を無効、「手振れ補正」を無効にしてみても、高速に描写するとやや追従がおくれている印象を受けました。

これは、iPad Pro 10.5 では見られなかった現象なので、純粋にグラフィック周りの処理が追い付いていないのかなぁと思います。

気になって比較してみたら、iPad mini 5 と iPad Pro 10.5 のスペック差はざっくり以下の通りでした。

モデルiPad mini 5iPad Pro 10.5
発売日2019年3月2017年6月
CPUA12A10X
ProMotionテクノロジー×

ああ、なるほど!ProMotionテクノロジーの有無で遅延の差があるように見えただけっぽいですね。

ProMotionテクノロジーは画面のリフレッシュレートが倍になるもので、簡単にいうと、iPad mini 5 は 1秒間に60回 画面を更新してているのに対し、iPad Pro 10.5 は 1秒間に120回、画面を更新しています。

その分だけ、画面の表示が滑らかに見える、ということですね。

まとめ!iPad mini 5 でも絵が描きやすかったのは重量が軽いおかげ!iPad mini 6にも期待!

iPad Pro 10.5 は Cintiq Pro 16 があると使わなかったので、結局手放してしまったのですが、iPad mini 5 はお絵かきするにも、電子書籍を読むにも、ちょうどいいサイズ、軽さなので、PCを持っている方のセカンド用としてオススメできる良い機種だと思います。

ただ、iPad mini 5 は apple pencil が第1世代の対応なので、今から購入するにはやや古い感があり、抵抗があるかもしれませんね。逆に言うと、安く購入できるチャンスがあるかもしれない…。

iPad mini 6 はもうすぐ出るかもしれないのと、apple pencil は第2世代対応になると考えられるのでで、急がないのであれば、iPad mini 6 が発表されてから検討されるのもアリかもしれません。

iPad mini 6 が ProMotionテクノロジー対応…はしなそうですが^^;

iPad mini 5 + apple pencil 第1世代 の組み合わせ、アリだと思います。

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