Wacom Cintq 22 が2019年7月から販売されましたね！ビックカメラなどの家電量販店でも展示しているので、実際に店頭で確認することが可能です。私も、実際に確認してきました！

しかし、大きいですねー！大きいことはよいことですね！（笑）同サイズの前モデル、Cintiq 22 HD と比べて、ボタン類がなくなったので、すごくスッキリとした印象を受けます。

しかし、名称がほぼ同じなので名前だけだと混乱する＾＾；

Cintiq 22 の解像度は1920×1080ドットのフルHD！ 8192段階の最新ペンも使用可能！

Cintiq 22 は今年1月に販売開始された、Cintiq 16と同じスペックの画面サイズ違いです。フルHDなので、Cintiq 13 HD や、Cintiq 22 HD などと画面の解像度は同じです。

ただし、8192段階のなめらかな線を描ける最新のプロペン２シリーズや、鉛筆のように細く軽いプロペンスリムが使用可能であり、書き心地は旧モデルと比べて段違いです。もちろん、Cintiq 13 HD などで使用していたクラシックペンなどもすべて使用可能です。

サイズ以外のスペックは Cintiq 16 の紹介で記載したとおりなので、この辺りはその時の記事を参照いただくとして、Cintiq 16 と Cintiq 22 の違いを比較してみましょう。

Cintiq 22 と Cintiq 16 の違いはサイズと価格のみ！初めての液タブにはCintiq 16 のほうがオススメ！マンガを描くなら22インチもアリ！

そうなんです、以下の表のとおり、Cintiq 22 と Cintiq 16 の大きな違いは サイズと価格です。

製品名	Cintiq 16	Cintiq 22
画面サイズ	15.6インチ	21.5インチ
重量	1.9Kg	5.6Kg
価格	65,575円	110,110円
最大解像度	1920*1080ドット
接続ポート	3in1ケーブルポート(電源、映像、ペン入力)	HDMIポート、USB-Aポート

Ciniq 16、Cintiq 22 は据え置き機なので、重量はあまり関係ないですね。ケーブルもCintiq 16 が1本で済むというメリットがありますが、いずれも邪魔になりにくい場所にポートがある設計になっているので、それほど違いはありません。

というわけで、「ほぼスペックが同じなら、Cintiq 16 と Cintiq 22 のどちらを買えばいいの？」という話になりますね。

まずは価格の安さを重視する必要がある場合です。プロペンスリムや、保護シート、クリップスタジオペイントPro、そしてパソコン本体など、予算はもっと必要になるので、初めて始める人には安いほどうれしいですよね？ということになり、予算上16インチが優位になります。

次に、用途で考えると、イラストを描くなら16インチが書きやすいです。マンガなどなるべく原寸大で確認しながら書きたい用途が多い場合は22インチが使いやすいでしょう。私が今使用しているのはCintiq 16と同じサイズのCintiq Pro 16 ですが、個人的にはイラストを描くならこのサイズがぴったりだと思っています。

ちなみに、Cintiq 16 だと液晶の縦サイズは19.4cmなので、A4縦（29.4cm）も、B5縦（25.7cm）も表示はできません。Cintiq 22の場合は、液晶の縦サイズが26.8cmなので、こちらもA4縦の表示はできませんが、B5縦はすっぽり表示できます。同人誌ならB5ですもんね！

パソコンのスペックは「そこそこ」でOK！8年前のノートPCでも快適に動くよ！

私が昨年購入した、Cintiq Pro 16 は最大4K表示が可能なのですが、8年前のノートパソコンではフルHD解像度（1920*1080）が精いっぱいでした。ですが、フルHDであればサクサク動作していたので、Cintq 16 や Cintiq 22 のスペックであれば、今お店で売っているそこそこのスペックでも快適に動作すると思います。

参考までに、以前の記事「Cintiq Pro 16 を古いパソコンに接続！フルHDなら快適に動作するよ！」を載せておきますね。

Cintiq 16、Cintiq 22 ともに接続はHDMI端子なので、パソコン側にHDMI出力が必要です。古いノートPCでもHDMI出力がついているものは結構ありますので、「HDMI出力」があり、「Core-i5」以上のCPUであれば、Windows10でちゃんと動くと思います。

それでは、お絵かき、はじめてみましょう！（＾＾

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