こんばんは、イラスト、描いていますか?
現在、ワコムのペンタブレット(板タブ)は、大きく2種類のシリーズに分かれています。
そう、Intuos Pro とその他の Intuos シリーズですね。
現在の分類になる前は IntuosとBambooという異なる名称でしたが、現在はペンタブレットはIntuosという名称に統一されています。
が、スペックと見た目で大きく二系統に分かれているのは変わりません。
■プロ仕様の Intuos Pro シリーズ
プロ仕様ということで、性能はもちろんのこと、使いやすさの追求がなされています。
特に、ペンタブレットの命ともいえるペンの種類が6種類。また、オーバーレイシートという、いわば「書きごこち」を決めるシートが3種類、オプションとして用意されています。
ペンタブレットを極める場合、自分で好きなだけカスタマイズして使えます。
また、標準でPCとワイヤレス接続できるので、ケーブルの取り回しを気にする必要がありません。
■廉価な Intuos シリーズ
もっとも廉価な Intuos Draw をはじめとして、4種類がラインナップされています。サイズは S, あるいは Mサイズです。
こちらもPCとワイヤレス接続できますが、ワイヤレスキットはオプションで別売りとなっています。
■廉価な Intuos シリーズの役目
Intuos シリーズには「Draw」「Art」「Comic」「Photo」の4種類の商品が出ています。
表にまとめると以下のとおりですが、基本的には付属するソフトウェアが違うだけと思ってOKです。
ただ、「Draw」だけはタッチ機能がないということに注意が必要ですね。
Intuosは、目的ごとに廉価版、あるいは体験版のソフトウェアを付属することで、「Art(お絵かき)」「Photo(写真加工)」「Comic(マンガ)」パッケージで完結することを目指しているように見えます。
最初から専用ソフトウェアを購入するのはしきいが高いので、ペンタブレットの導入用という位置づけですね。
「Draw」にもソフトウェアは付属していますが、こちらは何かしらのソフトウェアをすでに持っている、あるいは購入する予定がある場合に選択するとよいでしょう。
■全シリーズ比較表
Intuos 全シリーズのスペック(のようなもの)を比較しました!
とりあえず安値でイラストを描ける環境を整えたいんだけど!という場合は、「CLIP STUDIO PAINT PRO (2年ライセンス)」が付属している「Intuos Comic(Sサイズ)」が安いと思います。
シリーズ | Intuos Draw | Intuos Art | Intuos Photo | Intuos Comic | Intuos Pro | |||
サイズ | S | S | M | S | S | M | M | L |
読み取り面サイズ | A6 | A6 | A5 | A6 | A6 | A5 | A5 | A4 |
筆圧レベル | 2048段階 | 8192段階 | ||||||
ワイヤレスキット | 別売り(3700円) | 内蔵 | ||||||
付属ペン | Intuos 筆圧ペンのみ | Wacom Pro Pen 2 | ||||||
オプションペン | なし | 全6種(別売り) | ||||||
オーバレイシート | なし | 全3種(別売り) | ||||||
ダウンロード可能ソフト | ArtRage Lite | Painter Essential 5 | Corel PaintShop Pro X8(Windows) | CLIP STUDIO PAINT PRO (2年ライセンス) | なし | |||
価格(2017/7) | 8,185円 | 10,990円 | 16,659円 | 11,063円 | 10,900円 | 16,497円 | 37,630円 | 47,900円 |
■考察
ペンタブレットの使い方や考察はこちらです!ペンタブレットにしようかなー、液晶タブレットにしようかなー、と迷っている方はこちらもどうぞ!
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