【解決】CPUを交換したら、パソコン(BIOS)が起動しなくなった件

Cintiq Pro 16 を4K解像度で快適に使うため、CPUをCorei3からCorei7へ交換したのですが、画面がまっくらで、パソコンが起動しなくなったのです。。。

PCが起動しない原因は、メモリを挿す場所だった!

マザーボードのメモリスロットは黒色のスロットが2つ、青色のスロットが2つの合計4つあるのですが、4GBのメモリ2枚を、「黒色のスロット」に挿していたのでした。

同じ色のスロットに挿すこと自体はデュアルチャネルのためであり、ごく普通のことなのですが、2枚だけ挿す場合は、優先スロットに挿さなければなりません。優先スロットは「青色のスロット」だったのです。

なので、7年間、優先じゃないスロットにメモリを挿して使っていたことになります。なぜCPUを変えたらメモリスロットが正しい位置じゃないと起動しなくなったのかは不明ですが、そういう状況だったので、メモリを挿す場所については「全く疑っていなかった」のでした。

原因はこれでした。なので、メモリを挿す場所を変えたら、無事パソコン(BIOS)が起動しました!(パチパチ

第一世代のCorei7には内蔵グラフィックがないことが切り分けを難しくしていた

もともと使用していたCPUはCorei3-540だったのですが、このCPUにはグラフィック機能が内蔵されています。簡単にいうと、マザーボードについているVGAポートが使用できるということです。

一方で、交換したCPUのCorei7-860にはグラフィック機能が内蔵されていません。なので、グラフィックボードが必須になります。

PCの電源をつけても起動しないのは、「本当に起動していない」のか「起動しているけど、画面が表示されてない(グラフィックボードの相性に問題がある)」のか判断しないといけないということです。

さらに、使用しているマザーボードにはビープ音のスピーカーが付いていなかったので、どこに問題があるのかわからないという・・・!

色々な対策の果てに・・・

思いつく手段を全部試しました!

  • 最小構成(CPU+メモリ1枚)で起動してみる
  • グラボを外す、別のグラボにする
  • CMOSクリアする
  • CMOSの電池を交換する
  • CMOSの電池を外して一晩放置する
  • マザーボードにビープ音のスピーカーをつける
  • 元の構成に戻してみる(色々やっているうちに壊してないか)
  • 電源を新しいものに交換する

色々やりましたが、やはりビープ音のスピーカーは必須ですね。ビープ音の鳴り方でどこに問題があることがはっきりしたので、最終的にメモリの挿す位置にたどり着けました。

近所のヨドバシまで買いに行きましたが、ブザーユニット↓がなかったらわからなかったよ…

まとめ

トラブルシューティングは情報収集とトライアンドエラーの繰り返しでなんとかできますが、今回のは合計で12時間くらいかかったので(初日力技、2日目パーツ購入など)疲れました・・・

どうしてもCintiqPro16を快適にしたくてCPU交換を成し遂げたいという強い思いで乗り切った感じです。

CPUを交換した効果はこちらの記事にまとめていますので、ぜひどうぞ!

【PC高速化】グラボとCPUを交換!ワコムCintiqPro16の4Kが快適に動くスペックはこれだ!

つ、疲れた・・・!(笑)

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