さてさて、世の中のゲーム製作者様がどのようなモチベーションでゲーム作りをしているかは実のところ良くわかりません。
しかし、フリーゲームとして製作している場合を除いては、『できるだけ多くの人に買ってもらいたい』と思っていることでしょう。
そこで、これまでの少ない経験からわかったことと、これからやるべきことをすこし整理してみたいと思います。
■これまでにやってきてわかったこと
『シリーズものにすると、続編は売れない』
例えば、「魔法使いの大冒険!」というゲームを作ったとしましょう。
この場合、「魔法使いの大冒険!2」を作って販売すると、
大体2/3程度しか売れません。
初回販売本数はほぼ同じですが、最終的にはこのくらいになります。
「魔法使いの大冒険!3」の場合も同様です。
しかし、シリーズものの続編をリリースすると、
”なぜか第一作目が売れる”という現象も起こります。
アイマスでいうところの「リバイバル」ですね。
この辺を意識しておくと続編を作るときの参考になると思います。
「あー!在庫がたくさんでてしまったー!」
「じゃあ続編を作って、第一作目を少しでも捌こうぜ!」
といった戦略もアリかと思います。
■これからやるべきこと
『体験版と紹介動画は絶対につくるべき』
「体験版と紹介動画を作る余裕があるなら、少しでもゲームのクオリティを上げたい」、という気持ちは良くわかります。ですが、クオリティをあげても売れなければせっかく作ったものが日の目を見ません。
できるだけ余裕を持って作業をし、「なるべく早い段階で」広告動画を提供できるようにするべきです。
体験版も早い時期に提供できると良いですが、最悪、体験版は製品版を委託販売するタイミングで提供しても良いと思います。広告動画があれば体験版が不要となる場合もあるためです。
もちろん、体験版を通じて実際の操作性や自分の環境で動作するのかなどを確認してもらってから購入していただいたほうが安全なので、購入を迷っている人のために体験版を用意する、という考え方でよいと思います。
どうしても自分の手が空かないときは、ゲーム本体と素材を渡して紹介動画の製作を依頼するのもよいかもしれません。
■まとめ
よし、というわけで、まずは紹介動画と体験版を作ろうー!