前回書いていた内容を見直してみたのですが、結局何が「ウリ」なのか、何が伝えたいことなのかさっぱり伝わってこないことがわかりました・・。
ゲームシナリオの作り方はいくつもあると思うのですが、自分がこれまで作ってきたゲームシナリオの分析を行ってみたところ、次のことがわかりました。
■いいところ
・起承転結はしっかりしている。
・始まりと終わりはまとまっている。
・キャラクタからシナリオを生み出している。
■見直すべきところ
・主人公の目的が明確でない
・魅力的な世界観とはいえない
つまり、ゲームとしては破綻していないものの、クリア時に心に残るかといわれるとそうではないということになります。
何作かゲームシナリオを作っていますが、それが顕著になる場合とそうでない場合があるので、「話を無難にまとめることに意識が傾いている」ということがわかります。
下記紹介している本を参考にして、『より魅力的なキャラクタ』『より魅力的な世界観』を作っていきたいと思います。
前回の記事で書いた「王女が国を取り戻す」というのはよいのですが「なぜ国を取り戻す必要があるのか?」「冒険者のままじゃダメなのか?」といったところは動機づけに必要だなぁと感じました。
あとはやっぱり「主人公は前向き」でないといけませんね!
魅力的な世界観という観点では、「その世界のルール」をもう少し明確にしたいと思います。人口や、奴隷の有無、職業選択の自由度、生活のレベル、困窮度、安心して暮らせているのか?など、冒険者の立ち位置などをわかりやすくしたいですね。
ところで下記リンクの本は両方とも読みましたが、「ぶっちゃけ、すげえ役立ちます」
読まないで自分で考えてもいいですが、考え方の基礎、ベースとなる構造を論理的に理解するのに役立ちました。
■関連記事
⇒それではゲームのシナリオを作ってみよう その1
■スポンサードリンク